避難場所である石巻中学校 (地元ではセキチュウと呼ぶらしいです)で少しでも皆さんのお力になれればと持参した鋏、クシを持ってヘアーカットボランティアしてきました。
なかなかシャンプー(入浴もか)も出来ずスッキリ出来ないみなさんにサッパリ髪を整えてちょとでも気分が上がっていただけたらとスタート
私が担当させて頂いたのは女性が多かったですがお子様からママ、おばあちゃん、おじいちゃん、
学生さんまで幅広い方を担当することが出来ました。
皆さんにいろいろなお話が聞けました。
避難当日の夜は雪の降る寒い夜で冷たいお豆腐に何もかけずに食べたこと 毛布も何もないので体育館の暗幕カーテンを全部はずして皆さんで包まって寝たそうです。
ちなみにこの日のお昼はとお聞きしたら食パン二枚とみかん一個だけだそうです。
若い方にはシーチキンのおにぎりが好評みたい。
避難所で一番不足していて困ってる物は下着だそうです。
特に女性用の下着が不足との事でした。
物資不足ですが届く物に偏りがありタオルなどは大量にあるみたいでした。
醤油やジャムなども届くといいですね。
また避難所の中に私たちと同業の方もいらっしゃっていろいろお話し聞くことが出来ました。
すべて津波に流されてしまいせめて鋏、クシがあればとおっしゃっていました。
まだまだ使用できるが使わなくなって眠ってる鋏、クシを探して届けてあげたい気持ちでした。
カットを終わって鏡を見た後の皆さんの笑顔を見れて役にたててうれしく思います。
また機会があればボランティアカット行いたいと思います。
皆さん大変な事も多いと思いますが是非、是非お体を大切に元気でがんばってください。
2011年4月13日水曜日
がんばっぺ!石巻!! がんばっぺよ!茨城!!
4/10(日)の仕事を終えて友人二人と共に車で宮城県の石巻市の災害ボランティアセンターになっている専修大学五号館に向かいました。
石巻はあの地震で津波による被害がかなり大きかった被災地です。
向かった目的は私たちに出来る微力ながらのボランティア活動の為です。
向かうにあたっては行ってもいいのだろうか?!邪魔になるだけかな?!とかいろんな気持ちが入り乱れての出発でした。
レンタカーのトラックを自費で借りてボランティアに参加の方も
汚泥を詰めた土のう袋の運搬などに大活躍でした
。
現場ではボランティアされる方の数がまだまだ全然足りないみたいです。
現場に来て解りましたが考えるより行動ですね。
・津波被害を受けた家屋の家財道具・畳みの搬出、泥出し、避難所支援など
●事前にご準備頂きたい事
・ボランティア保険(天災型)を活動される前日までにお住まいの社会福祉協議会の窓口でご加入下さい。
・汚れても良い服装でお越しください。
長靴・厚手のゴム手袋・ヘルメット・ゴーグル・マスク(多層式)・タオル・ウエットティッシュ・雨カッパ(上下)
もしボランティア活動してみようって方
詳しくは石巻災害ボランティアセンターのサイトをご覧下さい。石巻だけではなくたくさんのボランティアセンターのサイトもあるみたいです。
ボランティア作業をしていると近所のお宅からも依頼のお願いが。
どんどん増えるニーズにボランティアの数が足りない状況です。
対応できるのが40%ぐらいとウチのチームリーダーが言っていました。
リーダーは三重県から参加で今月いっぱい頑張れるそうです。
ほんと頭が下がります。
頼もしいキャプテンでした。
日本、がんばりますよ!
家の床には泥が20センチ近くの厚さに。
水を吸った畳の重さに吃驚 大人3,4人がかりで搬出しました。
流されたタクシーの車などが津波の爪跡を・・・
ヘドロを詰めた土のう袋の数も大量で搬出作業は大変でした。
作業を終えてボランティアセンターにもどるころには冷たい雨が降ってきました。
東北はまだ寒いですね。
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